お題バトン「図書室」

図書室の利用といえば、小学生の頃はたまに暇な時にふらっと立ち寄るくらいのところでした。

寄ったからといっても、その頃は小説を読むというような少年ではなく、だいたいが偉人の漫画とか歴史の漫画とかそんな感じのものを読んでいました。

偉人と言っても、歴史的な人物(武将とか欧州のすごい人とか)だけでなく、スポーツ選手の現役引退までを描いたものなどもありました。

 

あのころはまだホークスが「FDH」の時代で、佐助が福岡ダイエーホークスに熱を上げていて、野球をよくみていた時代です。

年始の親戚でいくカラオケでは最後に自分がホークスの応援歌である「いざゆけ若鷹軍団」を歌って締めるという恒例行事まであるくらいには熱を上げていました。(FDHが好きだったため、ソフトバンクにかわってからは興味が薄れてしまいましたが)。

そんな時代を過ごした小学生だったため、偉人漫画も野球選手の物をよく読んでいました。

 

そのなかでも特に感動したのが、故・稲尾和久氏の話です。

神様、仏様、稲尾様」と後世に語り継がれている言葉があります。

日本シリーズでの5連投での立て直しや、自らのホームランでサヨナラを決めたり、年間歴代最多勝タイ記録を樹立するなど、とても印象的な選手ということがひしひしと伝わってきました。

連投による連投などの酷使で、実働年数は有名な選手としてはあまり長くありませんでしたが、記憶にも記録にも残る選手として太く短く活躍した選手でした。

コメンテーター時代は実際に佐助もテレビで目にすることがあり、温厚でとても人が良さそうなかたでした。

 

図書室といえば、学校などに設置されていますが、高校も卒業してしまうと使える施設が図書室ではなく町中にある図書館に限られてくると思います。

せっかくお題を頂いたので、類似なものとして図書室だけではなく、図書館の思い出についても語ろうかと思います。

図書館といえば、一般的な小説や、ある程度の専門書などがたくさんおいてあると思います。それに加えて「市立図書館」など地域の図書館には「郷土資料」として分類されるようなものが多く所蔵されています。

 

この「郷土資料」としてイメージをするものとしては、その土地の歴史や風土などが書いてある物が一般的だと思います。基本的にそういった分野には興味があまりないので、このコーナーは使うとしても年老いて地域の歴史にでも興味が出た時に使うのかなぁと軽い感じでいつも通り過ぎていました。

しかし、このコーナーを使う時が意外にも早い時期にあらわれました。

 

 

なぜそのようなコーナーを使うようになったかというと、サガン鳥栖について調べていたことが始まりでした。

サガン鳥栖はJリーグのクラブの中でも数々の重苦しい歴史を持っているクラブの中の一つですが、立ち上げ初期からその苦しい時代をまとめた本があるということを知ったからです。

2008年くらいからサガン鳥栖に興味を持ち始めて見るようになったため、それ以前のサガン鳥栖の歴史についてはあまりよくわかっていませんでした。

暗黒時代があったとよく見かけていましたが、この本を見ることでその壮絶な歴史を体感します。

 

恐らくこのエピソードは、サッカーファン意外の方にとってもなかなかに興味を持ってもらえるほどにはバラエティに富むレベルですさまじいので、そろそろサガン鳥栖の歴史についてこのサイトで自らの知見や脚色を加えながら広めていこうかなと思っています。

 

ちなみにその本とは「夢がある ~フューチャーズからサガン鳥栖~」という本で、本当は常時手元に置いておきたいくらいなんですが、実はこの本はだいぶ前に絶版となってしまい、入手することが難しい資料となっています。

そういった意味でも図書館で借りることができるのはありがたいですし、郷土資料という形で残していかなければいけないものだと感じました。

 

郷土資料というと、なかなかに寄り付かないことが多いかもしれないのですが、棚を覗いてみると意外にも自分が興味を持っていることで何か資料が残っているかもしれませんね。

そのものの歴史を新しく知るということはとても楽しいですし、歴史を知ることで、その人・物・文化などに愛着が更に増えると思います。

たまにはそのようなコーナーも覗いてみてはどうでしょうかと言ったところでこのバトン記事は締めにしようと思います。

 

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今回のこの記事はお題バトン企画ということで、

beable雑記」さんより「図書室」というお題を頂いて書いたものです。

 

では次のバトンのお題はこの記事の流れを汲み取って

歴史」にさせていただこうと思います。

今回は佐助がサイトを作る際にちょくちょく勝手に参考にさせて頂いてる

一番星の下で約束した日」さんにお願いしようと思います。

よろしくお願いします。

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